好酸球性副鼻腔炎を抑える7つのポイント
ポイント 1
耳鼻科に通院すを継続する
正確に言うなら、好酸球性副鼻腔炎の患者を診察している医師がいる施設にということです。
私の経験ですが、最初に行った耳鼻科では1分診療の上、アレルギーですね。で終了です。よくこれで保険請求できるなとあきれましたが結局、呼吸器科でのアレルギー血液検査ではアレルギーは全くなくアレルギーではないことが判明。好酸球性副鼻腔炎をみたことがない医師、みてても診断できない医師の元には継続して行かないことです。また、それに気がつけるよう調べる努力をしてください。皆様も相性の良い医師に早く出会えることを切に願います。
ポイント 2
呼吸器科の医師に相談する
これは喘息を抑えるためです。好酸球性副鼻腔炎は喘息の併発が多いです。鼻汁が喉に落ちて気道を刺激することも理由の一つです。少しの違和感でも立派な症状です(声がかすれる、呼吸で音がするなど)。喘息を発生させないために治療をすることをおすすめします。それも継続的に通院することです。喘息はなかなか完治はしないはずですから。
呼吸器科の医師なら、適切な喘息治療薬を選んでくださるでしょう。喘息による嘔吐、呼吸困難の際はステロイド薬の点滴や服用薬などの治療を的確に実施するはずです。好酸球性副鼻腔炎は風邪も引きやすいし、高熱も出やすいかも知れません。そんな時にかかりつけの呼吸器科の医師を頼れば心強いと思います。内科専門の医院に通院した時は喘息治療はなく風邪薬の処置だけでしたので楽にならず悩んだ経験があります。耳鼻科でも気管支までは踏み込んだ治療をされなかったです。
ポイント 3
処方薬は忘れずに使用する
これは当たり前のことです。忘れちゃうことは確かにありますが、極力忘れないようにしましょう。お出かけバックに常に常備する、仕事場に薬を置いておくなども良いでしょう。朝、自宅で飲み忘れても通勤中や会社で服用できます。(服用時間は守りましょう)
ポイント 4 5
お酒は鼻粘膜を刺激します。ポリープが一気に加速する恐れもあるのです。
タバコは喘息を誘発します。いい事はない。以上。
ポイント 6
難病指定の助成
医療費自己負担額が大きいと負担になり治療を途中でやめてしまう場合があるかもしれません。助成を受けることができれば負担を軽減することができるので保健所や医師に相談しましょう。
好酸球性副鼻腔炎は難病指定です。
一定の基準がありクリアすれば月の支払い上限額が設定されます。保健所から用紙をもらい、好酸球性副鼻腔炎指定医に検査結果を記載してもらい申請します。新型コロナウイルスの影響で一年自動更新された年もありましたが通常は毎年申請します。上限額は1万から3万。(条件あり)通院施設と薬局を事前申請する必要があります。例えば、耳鼻科と隣接の薬局、呼吸器内科と隣接の薬局の4つを記載。(申請した施設以外では助成は使えない)申請が通ればさかのぼって支払い上限額を超えた分は返金されます。
ポリープ、軟骨切除などの手術が必要になる可能性は高いので診断を受ける前に医療保険の見直しをおすすめします。ちなみに好酸球性副鼻腔炎の診断後に新たに医療保険に加入するときは5年間鼻に関する保険金は対象外となることがあるとお考えください。(入れない訳ではない)
ポイント 7
デュピクセントを使用する
デュピクセントはかなり症状を抑えることができます。一回目から期待できます。
ただし、
利用料金が1本65,000円程します。条件付きで保険適応。3割負担でも高額です。よって助成を利用するのが良い方法となります。詳しい情報はブログでご確認ください。軽い症状の方は保険対象外となるケースもあるということです。
好酸球性副鼻腔炎が改善し、快適な生活を送れるよう祈っております!